何度も何度もあの景色をイメージしている。
今大会もたくさんの熱い熱い応援、ありがとうございました!!
< Ace Race Gear>
Wear:2XU
Shoes:Adidas Takumi Ren
Socks:R×L Socks
Bike:Pinarello DOGMA
Bike Shoes:SCOTT
Helmet:Met
Drink:Monster
< Special Thanks>
両親
< Photo by>
前日の調整練習。
当日の朝、移動中。
レース前のアップ。
強くイメージをする。
レース直前、深呼吸しながらしっかりとこれまでの日々と"自信"をリンクさせる。
『大丈夫、オレは出来る。』
そしてスタート前、いつものように唱える。
「オレは速い…オレは強い…」
【カーフマン東海stgae】
~1stRun5km~
1stRunを積極的にペースメイクするのは川村選手。
「考えて速くなる。KⅡLab.」
頭脳派ランナー
ペースも速すぎず遅過ぎず、ランに少しでも自信がないとジリジリと削られるようなペースだ。
3kmを過ぎたところで王者深浦さんが一気にペースを上げる。
誰も付いていかない。いや、行けないのか。
一時今井選手がその後ろを追うも、再度合流し8名でトランジットへ。
~Bike30km~
乗車してすぐに靴を履き、先頭に立った後、少し脚を休める。
トランジットで遅れた選手はおらず8名と10秒遅れでバイクスタートした平松選手と石塚選手が合流。
トライアスロンのエリートでも活躍する選手ゆえに、脚の回復よりまずは集団追走し合流というドラフティングの鉄則を熟知している。
僕は少し厄介だな。思った。
なんせ平松選手は2週間前の日本選手権覇者だ。
強烈なバイク力の印象があったので、平松選手の後ろには付かないようにした。
バイクが強い選手
~集団のペースアップで他選手の脚を削りにくる
~番手の選手が1番脚を削られる
僕が後ろに付こうと選んだのは森選手。
日本屈指ヒルクライマーではあるが、平坦コースは苦手な印象がある。
これは鋭く加速する力はない分、出力を徐々に上げてそれを維持出来る能力に長けているからだ。
集団内のローテーションにおいても、先頭交代が緩やかで番手の僕は脚をほぼ使うことなくスムーズに回すことが出来た。
2周目の先頭通過者に与えられるプリム賞(1,5万円)を狙って、バイク巧者の下村選手がアタックをかけるこれに乗るのは平松選手と石塚選手。
3選手はトライアスロン界トップ選手で気の知れた仲であるゆえに、息の合って集団で逃げられてしまう可能性があったが、「平坦の追い風区間」ということもあり自分からは追走をせずに過ごした。
そして追走したのは深浦選手と川村選手。
この2名を見て、残された選手もペースが上がる。スッと入って僕は後ろで待機。
逃げの3名との5秒差がなかなか詰まらない状態だったが、脚を使った2名が追加されただけの5人集団ではペース上がらず、再度集団は一つに。
その後、周回を重ねるうちに追走で脚を使った川村選手とアジアチャンピオン末岡選手が集団から離脱。
その後はローテーションの下がる時に給水・深呼吸・フクラハギの伸展を繰り返し、リラックスを心がける。
そう、全ては勝負の2ndRunのために。
そして迎えるラスト1,5km、トランジットへの位置どりが始まる。
ラスト300mからはコースが狭くなるため、実質あと1kmで位置が決まる。
僕は1番後ろ。
「靴を脱ぐために、いつ手をかけるか」
手をかけた瞬間が追い抜ける瞬間。
抜いた後に心がけるのは、
「手をかける(ペダリングを止める)時間をいかに短時間に止めるか。」
抜くも抜かれるも一瞬の探り合いだ。
僕は4番手に上がり、後者してトランジットへ。
~2ndRun5km~
僕の得意種目「バイクを置いて、ヘルメットを脱ぎ、ランシューズを履く」を終えて、先頭で走り始める。
2ndRunコースの入り口でYOUNG MAN 山崎さんから檄を飛ばされ、走る始めると右脚をが痙攣してくる。
「大丈夫。治せる。」
腰を落として(重心を下げて)上半身の捻りで進むようなフォームに切り替える。
大学院時代、陸上の先生に「途中で走り方を変える?嘘でしょ?」と言われたことを思い出しながら、下腿の筋活動を抑えるイメージで走り続ける。
500m地点でやはり治った。
僕の理論からすれば、500m(1分40秒~2分)痙攣を無視し続ければ脳の作用か何かは分からないが、とにかく治る。
再度、重心を上げてスピードアップ。
トランジットで稼いだ数秒は、ここまで余裕を持つことが出来る。
1km地点で深浦選手と森選手。
今までよりさらにスピードアップしなければ付いていけない。
森選手の上半身と蹴り上げを同期させる走り真似てみるが、付いて行けない。
その後ろから石塚選手と田中選手。
下手にペースアップしたせいで脚が重い。
しっかり自分のペースを意識しなければ、ズルズルと落ちていってしまいそうだ。
さらにその後ろの平松選手にもパスされたところから、ようやく自分の今あるべきペースが戻ってきた。
「悪くない走りだ。大丈夫。ここからもう一回行こう。」
しっかり肩甲骨から肘を引いて、これから接地する脚を上げて、体の真下で接地出来るように心がける。
ペースを取り戻した僕は再度平松選手に追いつき、少し呼吸を整えた後、ペースアップした。
呼吸が離れていく。
そしてゴールまで500m。
意識しなくても出来る段階から意識しても出来ない段階にキテいる。
「あと1分ちょいすれば、終わる!モガけ!絶対に負けるな!」
自分への檄とともに、エイジレースを終えた藤井さんや福谷さんや各務さんの声が聞こえる。
第5位でフィニッシュ。
ゴール後、選手の動線から外れた場所で倒れしばらく悶えていた。
落ち着いてから、先頭集団で過ごした他の選手の感想や上位陣の走りを思い出していた。
『もっともっと熱いレースをしたい。』
そのためには、さらに考えて工夫し、そして実行していかなければならない。
「負けたら終わりではなく、
当日の朝、移動中。
レース前のアップ。
強くイメージをする。
レース直前、深呼吸しながらしっかりとこれまでの日々と"自信"をリンクさせる。
『大丈夫、オレは出来る。』
そしてスタート前、いつものように唱える。
「オレは速い…オレは強い…」
【カーフマン東海stgae】
~1stRun5km~
1stRunを積極的にペースメイクするのは川村選手。
「考えて速くなる。KⅡLab.」
頭脳派ランナー
ペースも速すぎず遅過ぎず、ランに少しでも自信がないとジリジリと削られるようなペースだ。
3kmを過ぎたところで王者深浦さんが一気にペースを上げる。
誰も付いていかない。いや、行けないのか。
一時今井選手がその後ろを追うも、再度合流し8名でトランジットへ。
~Bike30km~
乗車してすぐに靴を履き、先頭に立った後、少し脚を休める。
トランジットで遅れた選手はおらず8名と10秒遅れでバイクスタートした平松選手と石塚選手が合流。
トライアスロンのエリートでも活躍する選手ゆえに、脚の回復よりまずは集団追走し合流というドラフティングの鉄則を熟知している。
僕は少し厄介だな。思った。
なんせ平松選手は2週間前の日本選手権覇者だ。
強烈なバイク力の印象があったので、平松選手の後ろには付かないようにした。
バイクが強い選手
~集団のペースアップで他選手の脚を削りにくる
~番手の選手が1番脚を削られる
僕が後ろに付こうと選んだのは森選手。
日本屈指ヒルクライマーではあるが、平坦コースは苦手な印象がある。
これは鋭く加速する力はない分、出力を徐々に上げてそれを維持出来る能力に長けているからだ。
集団内のローテーションにおいても、先頭交代が緩やかで番手の僕は脚をほぼ使うことなくスムーズに回すことが出来た。
2周目の先頭通過者に与えられるプリム賞(1,5万円)を狙って、バイク巧者の下村選手がアタックをかけるこれに乗るのは平松選手と石塚選手。
3選手はトライアスロン界トップ選手で気の知れた仲であるゆえに、息の合って集団で逃げられてしまう可能性があったが、「平坦の追い風区間」ということもあり自分からは追走をせずに過ごした。
そして追走したのは深浦選手と川村選手。
この2名を見て、残された選手もペースが上がる。スッと入って僕は後ろで待機。
逃げの3名との5秒差がなかなか詰まらない状態だったが、脚を使った2名が追加されただけの5人集団ではペース上がらず、再度集団は一つに。
その後、周回を重ねるうちに追走で脚を使った川村選手とアジアチャンピオン末岡選手が集団から離脱。
その後はローテーションの下がる時に給水・深呼吸・フクラハギの伸展を繰り返し、リラックスを心がける。
そう、全ては勝負の2ndRunのために。
そして迎えるラスト1,5km、トランジットへの位置どりが始まる。
ラスト300mからはコースが狭くなるため、実質あと1kmで位置が決まる。
僕は1番後ろ。
「靴を脱ぐために、いつ手をかけるか」
手をかけた瞬間が追い抜ける瞬間。
抜いた後に心がけるのは、
「手をかける(ペダリングを止める)時間をいかに短時間に止めるか。」
抜くも抜かれるも一瞬の探り合いだ。
僕は4番手に上がり、後者してトランジットへ。
~2ndRun5km~
僕の得意種目「バイクを置いて、ヘルメットを脱ぎ、ランシューズを履く」を終えて、先頭で走り始める。
2ndRunコースの入り口でYOUNG MAN 山崎さんから檄を飛ばされ、走る始めると右脚をが痙攣してくる。
「大丈夫。治せる。」
腰を落として(重心を下げて)上半身の捻りで進むようなフォームに切り替える。
大学院時代、陸上の先生に「途中で走り方を変える?嘘でしょ?」と言われたことを思い出しながら、下腿の筋活動を抑えるイメージで走り続ける。
500m地点でやはり治った。
僕の理論からすれば、500m(1分40秒~2分)痙攣を無視し続ければ脳の作用か何かは分からないが、とにかく治る。
再度、重心を上げてスピードアップ。
トランジットで稼いだ数秒は、ここまで余裕を持つことが出来る。
1km地点で深浦選手と森選手。
今までよりさらにスピードアップしなければ付いていけない。
森選手の上半身と蹴り上げを同期させる走り真似てみるが、付いて行けない。
その後ろから石塚選手と田中選手。
下手にペースアップしたせいで脚が重い。
しっかり自分のペースを意識しなければ、ズルズルと落ちていってしまいそうだ。
さらにその後ろの平松選手にもパスされたところから、ようやく自分の今あるべきペースが戻ってきた。
「悪くない走りだ。大丈夫。ここからもう一回行こう。」
しっかり肩甲骨から肘を引いて、これから接地する脚を上げて、体の真下で接地出来るように心がける。
ペースを取り戻した僕は再度平松選手に追いつき、少し呼吸を整えた後、ペースアップした。
呼吸が離れていく。
そしてゴールまで500m。
意識しなくても出来る段階から意識しても出来ない段階にキテいる。
「あと1分ちょいすれば、終わる!モガけ!絶対に負けるな!」
自分への檄とともに、エイジレースを終えた藤井さんや福谷さんや各務さんの声が聞こえる。
第5位でフィニッシュ。
ゴール後、選手の動線から外れた場所で倒れしばらく悶えていた。
落ち着いてから、先頭集団で過ごした他の選手の感想や上位陣の走りを思い出していた。
『もっともっと熱いレースをしたい。』
そのためには、さらに考えて工夫し、そして実行していかなければならない。
「負けたら終わりではなく、
辞めたら終わり。」なのだから。
今大会もたくさんの熱い熱い応援、ありがとうございました!!
< Ace Race Gear>
Wear:2XU
Shoes:Adidas Takumi Ren
Socks:R×L Socks
Bike:Pinarello DOGMA
Bike Shoes:SCOTT
Helmet:Met
Drink:Monster
< Special Thanks>
両親
< Photo by>
藤井さん・福谷さん・各務さん・戸田さん!
撮影ありがとうございます!
< 現地でお会いしたライバルの皆様>
< FBでコメント下さった方々>
小倉さん・齊藤さん・野口さん・吉野さん・大内さん・Okabayashiさん・西田さん・・YOUNG MAN・堀内・木家さん・世奈くん・阿二さん・二井さん・尾崎さん・文也・サムさん・山田さん・英次さん・高村・エムプロ・梶田さん・小嶋さん・福谷さん・中野さん・川口さん
< エースのスポンサー・サプライヤー>
BODY TUNE,JSBM 様
山梨峡北交通 様
まる鍼灸治療室 様
げんき屋 様
R×L SOCKS 様
InterMax 様
エース栗原 FBページ
https://www.facebook.com/KURIHARACE
【今後のレース日程】
11/30 カーフマンいわきstage
12/6・7 山梨県下一周駅
1/18 カーフマン北関東stage
2/ 1 カーフマン南関東stage
2/15 カメリアマラソン
< 現地でお会いしたライバルの皆様>
< FBでコメント下さった方々>
小倉さん・齊藤さん・野口さん・吉野さん・大内さん・Okabayashiさん・西田さん・・YOUNG MAN・堀内・木家さん・世奈くん・阿二さん・二井さん・尾崎さん・文也・サムさん・山田さん・英次さん・高村・エムプロ・梶田さん・小嶋さん・福谷さん・中野さん・川口さん
< エースのスポンサー・サプライヤー>
BODY TUNE,JSBM 様
山梨峡北交通 様
まる鍼灸治療室 様
げんき屋 様
R×L SOCKS 様
InterMax 様
エース栗原 FBページ
https://www.facebook.com/KURIHARACE
【今後のレース日程】
11/30 カーフマンいわきstage
12/6・7 山梨県下一周駅
1/18 カーフマン北関東stage
2/ 1 カーフマン南関東stage
2/15 カメリアマラソン