ゴール前30m。
ビクトリーロードの両脇は観客で埋め尽くされている。
スイム1,5km-バイク40km-ラン10km
あれほど必死に1分・1秒を削るために走り進めてきたのに、ここにきてこのレースが終わりたくなくなっている自分に気付される。
僕は1分1秒が惜しくなくなって、出来る限り観客とハイタッチをした。
名前はおろか面識すらない人が笑顔になり、ハイタッチを交わす。
強い気持ちを持つ者同士が出会うのは偶然ではなく、運命みたいなものだ。
そして、これが僕のやっているトライアスロンだ。
レースが終わった。あの道を振り返って見ると皆が僕に手を振っていた。
「いってらっしゃい。またここで会いましょう。」
そんな風に言ってるように思えた。
ここで終わりじゃない、またこの物語は始まったばかりだ。
【2014ITU世界シリーズ横浜大会】
スタンダード
25-29歳カテゴリー 優勝
数々のご声援、ありがとうございました。
また、必ず会いましょう!
< Special Thanks>
両親
<エースのスポンサー>
BODY TUNE,JSBM 様
山梨峡北交通 様
まる治療室 様
R×L SOCKS 様
< Facebookでコメントを下さった方々>
安岡くん・ゴルゴさん・三澤先生・大柴先生・梶田さん・谷井さん・英子さん・笹森さん・森さん・聖子さん・葉山さん・小椎尾さん・マセさん・芳木さん・フジさん・福士さん・篠原先生・アラーキー・八木さん・順一さん・ガーヒー・ジェシカ・野口さん・平田・直人さん・エージ・マイケルさん・ピラ石さん・森岡さん・レオ・ミハル兄さん・東海さん・高田さん・志村さん・ゆうき・川本さん・二河さん・尾崎さん・吉原さん・榊原くん・西田さん・山田さん・まいごさん・エビさん・Daniel・齊藤さん・将大
<レースでのライバルたち>
スタートリストすべての方々
<レース会場の出会い>
優先部門サキさん・カメラマンナミちゃん・サラリー佐々木・永遠の学生阿久津・極太ユルグ・塩田さん・ケンちゃんパパ・レース前日の夜「エース!」と呼び止めてくれたベルマーレの方・バイクコース折り返し100mの場所で「エース!」と応援してくれた方・ぶちょぅを初めとするKitamu-Runの方々・ランの周回でタイム差を教えてくれたTRIONの方々・ランの周回で賑やかに応援してくれたBlueTrainの方々・大会関係者の皆さま・レースマーシャルの方々・ボランティアの方々・まるおさん・・・etc