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Channel: エース栗原の「明日やろうはバカ野郎だ!」
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美しきリーダーの形。

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関東学生トライアスロン選手権。

関東一の学生を決めるとともに夏に行われる全国大会への切符をかけた戦いです。

普段、ブログを皆さんに応援していただいている身なので、応援がどれだけ力になるかが分かります。

それとともに応援をするということはどういうことなのかを感じたかった。


大学院の時、学連合宿にゲストとして参加した時に1年生だった学生が4年生で集大成を迎えようとしている。

ありがたいことに母校以外にも色々な大学の学生と交流がある。

しまいには「エースってどこの大学出身だっけ?」と楠さんに言われる次第です。

東京(の)大学ですよ、国士舘大学!!

また会場には社会人になっても自然と集まるトライアスロンフリークな奴ら!

photo:01




レースはスイムトップ早稲田の五十川くんから応援が始まり、バイク乗車付近で声を張り上げる!

その後バイクの上り坂終盤で、気持ちの折れそうな選手たちへ檄を飛ばす!

ランではスタート直後のスペースで熱い応援!


「応援って何だろう。」

一緒に選手と戦っているような感覚?

応援を力へと変えている選手を見ると逆に力をもらえる感覚?


そしてラスト100m。

1位じゃない、ましてや入賞もしていない和光のゆるぐが来た。

「よっしゃー!インカレだよ!」

オレはもうインカレには行けない。その想いをゆるぐが実現してくれた気がした。

そして何より得意不得意の競技が必ず存在するトライアスロンをゆるぐは全力で挑み全力でゴールに進もうとしている、それを全力でオレは応援した。

そこで交わしたハイタッチで鳥肌が立ったことを鮮明に覚えている。majide

インカレにかける想いやこれまでの努力が伝わってきた気がした。


応援とは選手に声をかけるだけの一方方向なものではなく、選手からは自然と熱い気持ちを受け取っているんだと思った。

選手がその気持ちを伝えるにはやはり全力な姿勢が重要なのだろう。


そしてもう1人。東海の小林。

泳げないカナヅチ状態からトライアスロンが出来るようになり、そして4年かけてインカレへ。

とは行かなかった。バイクでパンクしてしまった。

時に勝負の世界は冷酷な一面を見せる。

でも、小林は折れなかった。

最後まで走り続けた。

その姿はオレには最高の走りに見えたよ。

ありがとう。


他にも一緒に練習したしょーごや阿部ちゃんなどたくさんの全力を見ることが出来た。

レースで実力を発揮出来なかった選手もいるだろう。


『努力は必ず報われるとは限らない。しかし、報われた者はすべからく努力している。ならば努力する他、ないだろう。その努力はやがて報われる。』


次レースは来週末の南アルプストライアスロン。

選手の立場として、応援していただいている方々にしっかりと熱い気持ちを伝えられるように全力で挑もう。

関東インカレに出場した選手、熱い気持ちをありがとう。


「明日やろうは、バカ野郎だ!」
エース栗原正明

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